大きな重機を見てるのが楽しかった解体工事
実家の裏のマンションが建て替えに伴う解体工事を始めました。
母は煩いから嫌だとブツブツ言っていましたけど、決まったものはしょうがないんだからと、時折実家に顔を出しては慰めていました。
防音用のシートで覆われてた現場は、舌の道からは全く見えませんが、実家は三階になるので工事の様子がよく見えました。
今時の解体にはいろんな重機が来るんですね。
みようと思っても滅多に見れるもんじゃないんだからと、母を誘ってベランダから工事の様子を覗いたりしてました。
大きな鋏かペンチのようなものが付いた重機で、コンクリートも鉄筋毎壊していく様子や、ショベルカーが廃材を運び出す様子、埃が立たないようにと、始終重機から少し離れた所で水を撒いている作業の人が建っているのは、マンションの3階部分だったりします。
高所恐怖症の人は、この仕事は出来ないね~なんて言いながら。
5階建ての建物を壊すんですから、それなりに振動も音もありましたけど、まるで車好きの子供のようにじっと眺めていました。
本当に、滅多に見られるものじゃないなと思いました。